ラストワンマイル労働組合について
- 名称:ラストワンマイル労働組合
- 設立日:2026年5月11日
- 形態:企業内労働組合
- 会社名:株式会社ラストワンマイル
- 東京本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4丁目21-1 アウルタワー3F・4F(総合受付3F)
- 福岡本社:〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目8-27 博多駅東 パネスビル2F/6F
- 組合員資格:現役従業員を主とするが退職者や取引先従業員など関係性のある労働者も歓迎
- HP:https://lomgrp.co.jp/
ラストワンマイル労働組合の設立にあたって
私たちは、株式会社ラストワンマイルで働く、ごく普通の従業員です。営業の人間もいれば、カスタマー対応の人間もいる。バックオフィスの人間もいる。年齢も、入社時期も、所属部署もバラバラです。共通しているのは、この会社に人生を大きく左右される、ということだけです。
そんな私たちが、なぜ労働組合という形で集まることを選んだのか。ここに、私たち自身の言葉で記しておきたいと思います。
あの日、ラストワンマイルに走った衝撃
きっかけは、当社に届いた内部通報でした。そこには、当社のコンプライアンス、ガバナンス、内部通報の運用、上場企業としての適格性に関わる、目を疑うような疑義の数々が、具体的に、執拗なまでに丁寧に、書き連ねられていました。
その内容は、瞬く間に社内に広まりましたが、書面に書かれていることのすべてが、現時点で確定した事実というわけではありません。しかし、私たちの多くが、書かれていることの少なくない部分について、「思い当たることがある」「あの時のあれは、そういうことだったのか」と、心の中で頷いてしまった瞬間があった、と感じているはずです
遺憾、という言葉では足りない
正直に申し上げます。私たちは、深く、深く失望しました。
遺憾、という言葉では到底足りません。悔しい。情けない。怒りもあるし、悲しみもある。これらすべての感情が、毎日、現場に立つ私たちの胸の内で、入り混じったまま渦巻いています。
私たちは、日々業務に真剣に取り組んでいます。当社の名前を背負って、頭を下げ、信頼を積み上げてきました。クレームを受け、夜遅くまで対応し、休日にも電話を取ってきた者もいます。新人を育て、後輩の悩みを聞き、現場の空気を守るために、自分のプライドを飲み込んできた者もいます。私たちが積み上げてきたものは、決して小さなものではありません。
その私たちの積み上げの上で、もし指摘されているような事柄が、その一部であっても行われていたのだとすれば、私たちはいったい、何のためにあの日々を過ごしてきたのでしょうか。
内部通報は、最後の砦のはずだった
いま、世の中の流れは、内部通報を何より重んじる方向に大きく動いています。上場企業であれば、社内に通報窓口を整え、外部にも通報先があることを従業員にきちんと伝える。それが、当たり前の時代になりました。通報は、会社を裏切る行為ではなく、会社を守るための最後の砦である、というのが、いまの社会の共通認識です。
その「最後の砦」が、当社では正しく機能してきたのでしょうか。届いた内容には、勇気を出して声を上げた人が、その内容を真摯に調査されるのではなく、「誰が通報したか」を探す対象にされ、専門性とまったく関係のない部署に飛ばされた、という趣旨の記述がありました。
もしも、それが事実であるならば。
通報した人ではなく、通報された側の保身のために、組織の力が使われたのだとすれば。
それは、声を上げた一人の従業員を裏切ったというだけのことではありません。「この会社で正しいことを言っても、潰されるだけだ」という諦めを、社内のすべての人間に植え付ける行為です。
私たちは、その諦めを、これ以上自分たちの中に育てたくないのです。
ラストワンマイルを動かしているのは、私たちです
少しだけ、強い言い方をさせてください。
この会社を、毎朝動かしているのは、経営陣ではありません。私たち従業員です。電話を取るのも、現場に向かうのも、システムを直すのも、数字を作るのも、お客様に頭を下げるのも、私たちです。当社の「信用」と呼ばれているものの正体は、言ってしまえば、私たち一人ひとりが日々の仕事で積み上げてきた、小さな誠実の集積に他なりません。
その私たちが、いま、外から指摘されている事柄について、何も知らされず、何も問うことができず、ただ黙って働き続けることを期待されているのだとすれば、それは、私たちに対する敬意を欠いた扱いだと、はっきり申し上げます。
私たちは、この会社の「コスト」ではありません。「資源」でも「人材」でもありません。私たちは、この会社そのものです。
上場企業の社員になりたくてラストワンマイルに来た
私たちの多くは、当社が東京証券取引所に上場している会社であるということを、一つの大きな理由として、この会社を選びました。
上場している、ということが、私たちにとって何を意味していたか。それは、ただの企業の格付けの話ではありません。「ここでなら、ちゃんとしたルールの下で働ける」「自分の家族に、胸を張って勤め先を言える」「自分のキャリアを、この会社の名前と一緒に育てていける」。そういう、人生の選択の話でした。
結婚を控えていた人がいます。家を買った人がいます。子どもが生まれた人がいます。親に「いい会社に入った」と報告した人がいます。
その私たちが、いま、外から「上場企業としての適格性に重大な疑義がある」と問われる会社の中で、毎朝、出社しているのです。この落差を、軽い言葉で済ますことは、私たちにはできません。
それでも、ラストワンマイル労働組合は諦めない
誤解しないでいただきたいのですが、私たちは、当社を辞めたくて、この組合を立ち上げたのではありません。むしろ、まったく逆です。
私たちは、この会社を辞めたくない。だからこそ、声を上げることを選びました。
黙って辞めていけば、私たち個人は、明日からまた別の場所で生きていけるかもしれません。けれど、それでは、この会社に残る同僚たちが、これからも同じ景色の中で働き続けることになります。これから入社してくる人たちが、私たちと同じ思いをすることになります。何より、私たち自身が、「あのとき、自分は何もしなかった」という記憶を一生抱えて生きていくことになります。
それは、嫌なのです。私たちは、この会社が、私たちが入社時に信じた「上場企業」の名にふさわしい会社へと、いまからでも戻っていくことを、本気で願っています。そして、そのために自分たちにできることがあるならば、それをやりたいと思っています。
最後に
この組合は、誰かを攻撃するためのものではありません。誰かを引きずり下ろすためのものでもありません。
この組合は、私たち従業員が、自分たちの手で、自分たちの会社の誇りを取り戻すための、集まりです。
同じ思いを持つ仲間が、社内に一人でも多くいることを信じて、私たちはラストワンマイル労働組合を設立します。
一人でも多くの仲間の参加をお待ちしております!
