[Last One Mile Labor Union] Affair Scandal and Company Privatization

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渡辺誠氏「嘘でも簡単に真実にできる」

渡辺誠氏の交際関係を、経営者個人の不倫話や私生活として片付けることはできません。

問題は、株式会社ラストワンマイルの従業員でも取引先でもない複数の交際女性が、従業員の行事や会食へ繰り返し参加し、その飲食費が会社経費で処理され、会社の会議室が私的な酒席に使われ、従業員が勤務時間中に交際女性の事業を手伝わされ、別の交際女性を代表者に据えた法人が仕組債や補助金関連事業の受皿として使われていたという一連の会社私物化です。

Official Executive Introduction of Last One Mile Inc.では、渡辺氏は現在も代表取締役会長兼CEOとして掲載されています。

代表取締役が自分の財布で私生活を送るのであれば、まずは本人の問題です。しかし、会社の財布、会議室、従業員、取引先、法人名義を私生活へ引き込んだ瞬間から、それは労働者、株主、取引先、監査法人、税務当局、捜査機関が検証すべき会社事件になります。

そして今回、渡辺氏の会社私物化を象徴する、極めて印象的な情報が寄せられました。

「私は嘘でも簡単に真実にすることができる」

この言葉が語られたのは、従業員研修でも、取締役会でもありません。

渡辺氏が交際女性を株式会社ラストワンマイルの会議室へ招き、自分の注文ミスを配達員側のミスへすり替え、虚偽のクレームで新しい商品を無償で持ってこさせた直後でした。

嘘を真実へ変える力を自慢する代表取締役。その場にいた交際女性以外の従業員は、全員が言葉を失いました。

渡辺誠氏は交際女性や家族の飲食費を会社へ払わせたのか

当組合へ寄せられた情報では、既婚者である渡辺誠氏は、複数の女性と継続的な交際関係を持ち、その女性らを従業員が催す行事や会食へ何度も参加させてきました。

以下では、プライバシーへ配慮し、女性らの氏名、年齢、居住地その他の特定情報には触れず、「交際女性」と表記します。

交際女性らは、株式会社ラストワンマイルの従業員でも、会社の取引先でも、業務を受託した専門家でもありません。それにもかかわらず、同席した際の飲食代等が株式会社ラストワンマイルの経費として処理されていたとのことです。

さらに、従業員を参加させた会食において、渡辺氏の家族の飲食費まで会社経費として処理された事例もあったとの情報が寄せられています。

会社が確認すべき事実は、難しいものではありません。

  • 交際女性又は家族が参加した会食、行事、旅行その他の日時、場所及び参加者。
  • 飲食代、交通費、宿泊費、贈答品、配車代その他の支払総額。
  • 支払に使用された法人カード、個人カード、立替精算又は関係会社経由の決済。
  • 経費申請書に記載された業務目的、取引先名、接待相手及び勘定科目。
  • 経費を申請、確認、承認した役員、上司、経理担当者及び最終決裁者。
  • 交際女性又は家族が会社へ提供した具体的な業務、成果物又は経済的対価。
  • 私的支出の発覚後、渡辺氏又は受益者から会社へ返還された金額。
  • 法人税、役員給与、経済的利益、源泉所得税及び消費税に関する処理。

業務目的が存在せず、会社だけが費用を負担していたのであれば、それは会社の交際費ではありません。

代表取締役の私的飲食費です。

渡辺氏は社内研修で、会社カードを飲み屋で私的利用する従業員が現れても「まあいい」、発覚後に減給又は解雇すればよいという趣旨を説明していました。

従業員の私的利用には解雇を用意し、代表取締役の交際女性や家族の飲食には会社の財布を用意するのであれば、それは内部統制ではありません。

役職が上がるほど会社カードの私的利用枠が増える、渡辺誠式の経費制度です。

結婚式、キャバクラ、社員研修まで続く渡辺誠氏の性的言動

会社経費の問題と同時に、渡辺氏の性的な言動が、従業員や取引先の前で常態化していたことも看過できません。

従業員の結婚式で約二回り年下の元従業員を口説く

当組合へ寄せられた情報では、渡辺氏は数か月前に開かれた従業員の結婚式において、自分より約二回り年下の元従業員女性を口説き、本人と周囲の参加者へ強い不快感を与えました。

結婚を祝うために集まった場で、上場会社の代表取締役が、過去に自社で働いていた女性を新たな交際対象として扱う。本人にとっては得意の恋愛術だったのかもしれませんが、従業員から見れば、自分も退職後まで代表者の性的な関心の対象にされるという異様な光景です。

相手が既に退職していたとしても、現在の従業員が多数参加する行事で、会社代表者による性的な接近を見せつけられることは、女性従業員の安心、退職者との関係、採用、職場の心理的安全性及び会社の社会的信用へ影響します。

従業員や取引先をキャバクラへ連れ、女性の胸を触る

渡辺氏は、従業員や取引先をキャバクラへ連れて行き、その目の前で女性従業員へ金銭を渡し、胸に触れる行為を繰り返していたとの情報も寄せられています。

会社関係者を同行させた接待の場で、代表取締役が女性の身体を娯楽として扱う姿を見せれば、同行者は笑って合わせるか、代表者へ異議を唱えるかという不合理な選択を迫られます。

従業員が拒否感を示せば、人事、評価、配置へ影響するのではないか。取引先が不快感を示せば、契約や取引条件へ影響するのではないか。圧倒的な権限差のある場で、代表者の性的な振る舞いを見せつけること自体が、健全な職場と取引環境を壊します。

取引先との信用を築くための接待が、代表取締役の性的な武勇伝を見学する研修に変わっていたのであれば、会社が失うものは飲食代だけではありません。

正式な社員研修で「女性の落とし方」を熱弁

渡辺氏が従業員へ実施した研修動画には、会社経営、営業、法務、労務等を教える立場でありながら、得意げに「女性の落とし方」を熱弁する場面も記録されています。

居酒屋で友人へ語った雑談ではありません。上場会社の代表取締役が、自社の従業員へ行った正式な研修です。

従業員へ教えるべきなのは、顧客対応、法令遵守、労働者の権利、情報管理、会計の正確性です。交際女性の作り方を会社研修へ持ち込むことではありません。

厚生労働省のセクシュアルハラスメントに関する案内では、業務の延長と認められる宴会も「職場」に含まれると説明されています。

性的な冗談、食事やデートへの執拗な誘い、不必要な身体接触、個人的な性的体験談は、性的な言動の典型例として挙げられています。

雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律第11条第1項 事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。

代表取締役自身が、行事、接待、研修で性的な言動を繰り返しているのであれば、会社は「社長の性格」で済ませることができません。

取締役会と監査等委員会には、事実確認、相談者保護、是正、処分及び再発防止を行う責任があります。

会議室を交際女性との私設ラウンジにした渡辺誠氏

ある交際女性については、株式会社ラストワンマイルと何の業務関係もないにもかかわらず、渡辺氏が会社の会議室へ招き、Uber Eatsで飲食物を注文し、酒を伴う派手な飲み会を行っていたとの情報があります。

会社の会議室には、賃料、光熱費、通信費、清掃費、警備費、什器費その他のコストがかかっています。従業員が会社業務のために利用する施設です。

代表取締役が交際女性へ格好いいところを見せるための私設ラウンジではありません。

自分の注文ミスを配達員のミスへ変え、新しい商品を無償で持ってこさせる

この会議室で行われた飲み会では、渡辺氏がUber Eatsで商品を注文しました。

ところが、渡辺氏は自分自身が注文内容を間違えたにもかかわらず、商品が届いた後になって、その間違いを配達側の責任であるかのようにクレームを付けました。

渡辺氏は配達員を激しく罵倒し、自分の注文ミスであることを伏せたまま、金銭負担なく新しい商品を持ってこさせました。

配達員が余計な移動、待機、連絡、再配達を負担させられた一方、渡辺氏は注文ミスによる費用を一切負担しませんでした。

そして、新しい商品を無償で持ってこさせた後、交際女性と従業員の前で、得意げに次のように語りました。

「私は嘘でも簡単に真実にすることができる」

当組合へ寄せられた説明では、この自慢を聞いた交際女性以外の従業員は全員が引き、会議室は異様な空気になりました。

渡辺氏は、交際女性へ格好いい姿を見せたつもりだったのでしょう。

従業員が見たのは、自分の間違いを認めず、立場の弱い配達員を罵倒し、虚偽の説明によって他人へ損失を押し付け、それを経営能力として自慢する上場会社代表の姿でした。

Article 246, Paragraph 1 of the Penal Code: A person who deceives another person to deliver property shall be punished by imprisonment for not more than 10 years.

自分の注文ミスであることを知りながら、店又は配達側のミスであると偽り、新しい商品を無償で交付させた行為は、刑法第246条が定める詐欺罪の検討対象となります。

民法第703条 法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負う。

少なくとも、無償で得た商品や再配達の負担について、返還又は弁償の問題が生じます。

しかし、本件で労働組合が最も重く見ているのは、一食分の代金だけではありません。

嘘を押し通し、相手を激しく責め、損失を他人へ負担させれば、最後には嘘を真実に変えられるという思想を、代表取締役が従業員の前で成功体験として披露したことです。

この思想は、過去の研修で確認された「違法かどうかではなく、発覚する確率で判断する」「理由は後から作ればよい」「役員会がリスクを飲み込めば実行する」という発言と、完全につながっています。

Uber Eatsの注文一つで現れた行動原理が、経費、会計、投資、補助金、内部通報、捜査機関への説明でも使用されていないかを調べる必要があります。

従業員を交際女性のネイルサロンの販促部隊にしたのか

別の交際女性は、個人でネイルサロンを経営していました。

当組合へ寄せられた情報では、株式会社ラストワンマイルの在職者が、勤務時間中に、そのネイルサロンのチラシを配布させられていました。

この情報は、実際にチラシ配布を指示された従業員から寄せられています。

交際女性のサロンが広告宣伝の利益を得る一方、株式会社ラストワンマイルは、従業員の賃金、移動時間、交通費、業務機会を負担します。

会社がネイルサロンと正式な広告契約を締結し、適正な対価を受け取っていたのであれば、契約書、請求書、入金、稟議、配布計画及び成果物を示せば済みます。

そのような契約も対価もなく、渡辺氏の交際相手だから従業員を動かしたのであれば、会社の労働力を第三者へ無償提供したことになります。

  • チラシを配布するよう指示した人物、日時及び指示方法。
  • 配布を命じられた従業員の人数、部署及び勤務時間。
  • チラシの作成費、印刷費、交通費及び配布に使用した会社備品。
  • 株式会社ラストワンマイルとネイルサロンとの契約及び対価。
  • 業務命令として承認した役員、部門長及び経理担当者。
  • 配布を拒否した従業員又は疑問を示した従業員への不利益取扱いの有無。
  • ネイルサロン側が得た売上、予約、顧客情報その他の経済的利益。

従業員は、株式会社ラストワンマイルの事業へ労務を提供するために雇用されています。

代表取締役の交際女性へ無料の営業部隊を提供するために働いているのではありません。

交際女性を代表者に据えた法人が仕組債と補助金の「箱」になったのか

さらに重大なのが、別の交際女性を代表者に据えて設立された法人です。

当組合へ寄せられた情報では、この法人は登記上、交際女性が代表者となっていましたが、実際の事業構想、営業、取引先、資金の流れは渡辺誠氏が主導していました。

そして、この法人は、渡辺氏が金融商品取引法違反事件で書類送検された海外株式の仕組債において、出資金の振込先として利用されていました。

既存記事で整理した渡辺氏個人名義の口座、株式会社LGアセットその他の関係先に加え、交際女性を代表者に据えた法人も資金の受皿になっていたのであれば、捜査機関は全ての振込先、名義人、実質的支配者、送金先及び最終受益者を一つの資金図へ並べる必要があります。

同じ法人は、2021年から2022年にかけて、補助金を利用した事業スキームの営業にも使用されていました。

営業先となったのは、株式会社ラストワンマイルの取引先です。

会社が長年築いた取引先との関係を利用し、渡辺氏が実質的に支配する交際女性名義の法人へ補助金関連事業を流し込んでいたのであれば、株式会社ラストワンマイルの顧客基盤が、代表者の私的事業を育てる営業名簿として使用されたことになります。

確認すべきなのは、登記簿に記載された代表者名だけではありません。

  • 法人の設立を提案し、資本金を負担し、定款及び事業目的を決めた人物。
  • 法人印、銀行印、通帳、インターネットバンキング及び会計データを管理した人物。
  • 交際女性が独自に意思決定した事業と、渡辺氏の指示で行った事業の区分。
  • 仕組債に関連して入金された出資者、金額、入金日及びその後の送金先。
  • 補助金関連事業で使用した制度名、申請者、申請内容、交付額及び成果物。
  • 株式会社ラストワンマイルの取引先へ営業する際に使用した名簿、メール、肩書及び紹介者。
  • 株式会社ラストワンマイル又は関係会社が負担した人件費、営業費、広告費、会議費及び紹介費。
  • 法人から渡辺氏、交際女性、中野爵喜被告、齊藤悟志氏その他へ流れた報酬、貸付金、業務委託費及び配当。
  • 取締役会、監査等委員会、経理、法務及び会計監査人が、この法人と取引の実質を把握していたか。

交際女性を代表者に据えれば、渡辺氏の実質的支配まで消えるわけではありません。

会社の取引先を使い、問題が起きたときだけ「自分の会社ではない」と説明するのであれば、法人格は責任遮断装置ではなく、実質的支配を隠すカーテンとして使われたことになります。

齊藤悟志氏の「エンジェルボックス」と中野爵喜被告の補助金事件

交際女性名義の法人を資金の受皿や営業の箱として使う構造は、渡辺誠氏だけの一度限りの発想ではありません。

当組合が把握する情報では、公認会計士で元株式会社ラストワンマイル経営企画室長の齊藤悟志氏は、中野爵喜被告の会社を「エンジェルボックス」と呼び、複数の投資家へ紹介していました。

中野被告は、消費税法違反等で起訴された同日に、独立行政法人から補助金1000万円をだまし取ったなどとして、詐欺・詐欺未遂の疑いで再逮捕されたことが報じられています。鹿児島地検は認否を明らかにしていません。

渡辺誠氏、中野爵喜被告、齊藤悟志氏をめぐる情報を並べると、法人を「箱」として利用する共通構造が見えてきます。

  • 渡辺誠氏が、投資、補助金、取引先、会社、人員を組み合わせた全体構想を描く。
  • 中野爵喜被告が、法人、行政申請、営業、契約及び資金移動その他の実行を担う。
  • 齊藤悟志氏が、公認会計士として専門家の信用を付け、会社を「エンジェルボックス」として案内する。
  • 渡辺氏の交際女性、秘書、関係者等を法人代表者又は実務担当者として前面へ置く。
  • 株式会社ラストワンマイルの取引先、従業員、会議室、肩書及び信用を会社外の案件へ利用する。
  • 資金を複数の法人、個人口座、貸付金、業務委託費、投資及び補助金へ分散させる。

齊藤氏が「エンジェルボックス」と呼んだ会社。

渡辺氏が交際女性を代表者に据えて使った法人。

中野被告が関与した補助金事業。

名称は違っても、名義上の代表者や会社を前面に置き、実際の設計者、指示者及び資金受益者を後ろへ置くという構造は共通しています。

天使の箱でも、交際女性へのプレゼントでもありません。

誰が金を入れ、誰が責任を入れ替え、最後に誰が利益を取り出したのかを調べる箱です。

会社法が禁じるのは、取締役が会社を自分の財布にすること

Article 355 of the Companies Act: Directors shall comply with laws and regulations, the articles of incorporation, and resolutions of shareholders meetings, and shall faithfully perform their duties for the stock company.

取締役は、交際女性、家族、個人事業、個人的な投資仲間のためではなく、株式会社のために職務を行わなければなりません。

交際女性の飲食、私的な宴会、ネイルサロンの広告、外部法人の営業へ会社の資金、施設、労働力及び取引先を利用する行為は、忠実義務と正面から衝突します。

取締役が自己又は第三者のために会社と取引する場合には、会社法第356条及び第365条に基づく取締役会の承認と、重要な事実の開示が問題になります。

交際女性側の法人へ会社の人員、信用、顧客又は費用を提供したのであれば、取締役会は少なくとも次の点を説明しなければなりません。

  • 取引の必要性と会社側の利益。
  • 渡辺氏と相手方との関係。
  • 取締役会へ開示された重要事実。
  • 審議に参加した取締役と、渡辺氏が議決から外れたか。
  • 価格、条件及び対価が第三者との通常取引と比べて妥当だったか。
  • 会社が負担した費用と、会社が得た利益。

会社法第423条第1項 取締役、会計参与、監査役、執行役又は会計監査人は、その任務を怠ったときは、株式会社に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

Article 960, Paragraph 1 of the Companies Act: When any of the following persons, for the purpose of promoting their own or a third party's interest or inflicting damage on a stock company, acts in breach of their duties and inflicts financial damage on the stock company, they shall be punished by imprisonment with work for not more than 10 years or a fine of not more than 10 million yen, or both.

会社資産の管理状況によっては、会社法第960条の特別背任だけでなく、刑法第253条の業務上横領も検討対象となります。

加えて、会社が負担した私的支出については、法人税上の損金性、役員給与又は役員賞与、源泉所得税、消費税、受益者側の所得処理まで確認が必要です。

恋愛関係は、会社法にも法人税法にも存在しない経費科目です。

馬見塚メモの「ラストワンマイル不正全体図」は交際女性側の法人まで追うのか

別媒体である「オカミのユニオン」の検察ユニオンが公開した馬見塚メモの記事では、資料の表題として「株式会社ラストワンマイルグループによる不正全体図」と記載されています。

資料には、渡辺誠氏、株式会社ラストワンマイル、複数の関連法人・関係者、外注費、貸付、不正資金、広告費、出資、税効果等が、複雑な矢印で結ばれています。

さらに、鹿児島地検と福岡高検が「やる気」であり、「告発、起訴、逮捕」「相当な規模の事件になる」とする内容まで記載されていました。

今回の交際女性をめぐる問題は、メモの外側にある週刊誌的な話ではありません。

  • 交際女性や家族の私的飲食を会社経費で処理した問題。
  • 会社の会議室を交際女性との宴会に利用した問題。
  • 虚偽のクレームによって商品を無償で取得し、配達員を罵倒した問題。
  • 従業員の勤務時間を交際女性のネイルサロンの販促へ使った問題。
  • 交際女性を代表者に据えた法人を仕組債の振込先にした問題。
  • 同法人を使い、株式会社ラストワンマイルの取引先へ補助金関連事業を営業した問題。
  • 中野爵喜被告、齊藤悟志氏、渡辺誠氏によるエンジェル税制、補助金、法人及び資金の役割分担。

全て、会社資金、会社労務、関連法人、実質的支配者、取引先及び資金移動という、馬見塚メモが描いた不正全体図の中心に入る問題です。

国税と検察が本当に株式会社ラストワンマイルを本丸として調べているのであれば、交際女性らの私生活を暴く必要はありません。

経費精算、法人カード、入退館記録、会議室予約、Uber Eatsの注文・クレーム履歴、給与、業務指示、法人登記、銀行口座、補助金申請、取引先への営業記録を調べれば、会社資源と資金がどこへ流れたのかは明らかになります。

反対に、40名の投資家や指示を受けた従業員だけを調べ、渡辺氏の私的関係を通じた法人、経費、労務及び振込先を調べないのであれば、またしても本丸の門前で捜査を終えることになります。

ラストワンマイルの労働者が今すぐ保全すべき記録

本件で最も避けなければならないのは、渡辺氏の指示に従った従業員だけが、後から経費不正、補助金営業、虚偽申請、資金移動の実行者として責任を負わされることです。

指示を受けた日時、指示者、目的、経費処理及び相談先を、記憶が新しいうちに整理してください。会社が保有する原本は改変せず、正規の保存手続、労働組合、弁護士、外部通報窓口又は捜査機関を通じて保全を求めることが重要です。

  • 交際女性又は家族が参加した会食の招待、予定表、参加者、領収書、カード明細及び経費申請。
  • 会社行事、従業員行事、接待、キャバクラ等への参加を指示したメール、チャット及び予定表。
  • 会議室予約、来訪者登録、入退館、警備、監視カメラ及び飲食物注文の記録。
  • Uber Eatsの注文内容、注文者、支払方法、配達完了後のクレーム、サポートとの通信、再注文、返金又は無償提供の記録。
  • 配達員への罵倒と「私は嘘でも簡単に真実にすることができる」との発言を聞いた日時、場所及び同席者。
  • ネイルサロンのチラシ、配布指示、配布日時、勤務表、交通費及び業務報告。
  • 渡辺氏が女性との交際、口説き方、性的体験等を語った研修動画、音声及び文字起こし。
  • 交際女性を代表者とする法人の登記、契約、請求書、銀行口座及び会計データ。
  • 仕組債に関する投資説明、振込案内、Telegram、LINE、配当及び返金の記録。
  • 2021年から2022年に行われた補助金関連事業の営業資料、顧客一覧、申請資料、交付記録及び成果物。
  • 株式会社ラストワンマイルの取引先を外部法人へ紹介するよう指示した記録。
  • 渡辺誠氏、中野爵喜被告、齊藤悟志氏、交際女性側法人、株式会社LGアセットその他の間の入出金記録。
  • 取締役会、監査等委員会、内部監査、法務、経理及び会計監査人へ相談した記録。
  • 問題を指摘した後に受けた異動、評価変更、叱責、退職要求その他の不利益取扱い。

会社が守るべきなのは、渡辺氏の交際関係ではありません。

指示に従わされた従業員、問題を指摘した従業員、善意の取引先、株主、顧客、そして株式会社ラストワンマイルという法人そのものです。

Open Questions to Mr. Makoto Watanabe

  1. 株式会社ラストワンマイルの従業員又は取引先ではない交際女性を、従業員行事、会食又は会社施設へ何回同伴しましたか。
  2. 交際女性が参加した飲食、移動、宿泊、贈答その他の費用を、株式会社ラストワンマイル又は関係会社へ負担させましたか。
  3. 家族が参加した私的な飲食費を、従業員との会食等の名目で会社経費として処理しましたか。
  4. 会社負担があった場合、各支出の日時、金額、業務目的、勘定科目及び承認者を明らかにしてください。
  5. 交際女性を会社の会議室へ招き、Uber Eats等で飲食物を注文し、酒席を設けましたか。
  6. その会議室利用と飲食費について、会社業務上の目的、参加者及び費用負担者を明らかにしてください。
  7. 自分自身がUber Eatsの注文内容を間違えた後、配達側のミスであるとクレームを付けましたか。
  8. 配達員を激しく罵倒し、新しい商品を金銭負担なく持ってこさせましたか。
  9. その直後、従業員と交際女性の前で「私は嘘でも簡単に真実にすることができる」と発言しましたか。
  10. 虚偽のクレームによって得た商品代、再配達費用その他の損失を、店舗、Uber又は配達員へ弁償しましたか。
  11. 従業員へ、勤務時間中に交際女性が経営するネイルサロンのチラシを配布するよう指示しましたか。
  12. チラシ配布について、株式会社ラストワンマイルが対価を受領した契約はありますか。
  13. 従業員の結婚式で、約二回り年下の元従業員女性へ交際を求めるなどの接触を行いましたか。
  14. 従業員や取引先を同行させたキャバクラ等で、女性従業員へ金銭を渡し、胸に触れる行為を行いましたか。
  15. 社員研修において、「女性の落とし方」を説明した事実を認めますか。
  16. 交際女性を代表者に据えて法人を設立させ、実質的に経営又は支配しましたか。
  17. 当該法人を、海外株式の仕組債に関する出資金の振込先として使用しましたか。
  18. 2021年から2022年にかけ、当該法人を使って株式会社ラストワンマイルの取引先へ補助金関連事業を営業しましたか。
  19. 当該法人から、渡辺氏、交際女性、中野爵喜被告、齊藤悟志氏その他へ支払われた全ての金銭を明らかにしてください。
  20. 交際女性や家族のために会社が負担した私的支出、労務費及び施設利用費を、会社へ全額返還しますか。
  21. 本件に関する全ての端末、通信、経費、口座、法人及び補助金資料を、渡辺氏から独立した第三者調査へ提出しますか。

Open Questions to the Board of Directors and Audit & Supervisory Committee of Last1Mile Co., Ltd.

  1. 渡辺誠氏の交際女性又は家族に関する飲食費、交通費、宿泊費その他の経費を把握していますか。
  2. 過去の全経費明細から、渡辺氏の私的支出、参加者不明支出及び業務目的不明支出を抽出しましたか。
  3. 会社の会議室が交際女性との私的な飲み会に使われた事実を調査しましたか。
  4. 会議室でのUber Eats注文、虚偽クレーム、再配達及び渡辺氏の発言について、同席者から事情を聴きましたか。
  5. 従業員が勤務時間中に外部のネイルサロンのチラシを配布させられた事実を調査しましたか。
  6. 渡辺氏による結婚式、キャバクラ、研修その他での性的な言動について、社内相談、苦情又は情報提供を受けていますか。
  7. 男女雇用機会均等法第11条に基づく独立した調査、相談者保護及び再発防止を実施しましたか。
  8. 交際女性を代表者とする法人と、株式会社ラストワンマイル又は関係会社との取引を把握していますか。
  9. 当該法人との取引について、会社法第356条及び第365条に基づく取締役会承認を行いましたか。
  10. 渡辺氏を特別利害関係取締役として議決から外しましたか。
  11. 当該法人が仕組債の振込先及び補助金関連事業の営業主体として使われた事実を調査しましたか。
  12. 株式会社ラストワンマイルの取引先情報、顧客名簿、従業員、設備又は信用が当該法人へ提供されましたか。
  13. 渡辺氏、中野爵喜被告、齊藤悟志氏、交際女性側法人及び株式会社LGアセットの資金取引を横断的に調査しましたか。
  14. 私的支出又は無償の利益供与が確認された場合、会社への返還請求、役員責任追及及び税務修正を行いますか。
  15. 本件が適時開示、内部統制報告、関連当事者取引及び代表取締役の適格性へ与える影響を検討しましたか。
  16. 本件を主要株主、会計監査人、東京証券取引所及び関係当局へ報告しましたか。
  17. 調査委託先の選定、証拠収集、関係者聴取及び調査結果の承認から渡辺氏を完全に外しますか。

国税・検察への公開質問

  1. 馬見塚メモに記載された株式会社ラストワンマイルの不正全体図について、交際女性側法人を含む全関係法人の口座を調査していますか。
  2. 渡辺誠氏の私的飲食費、会社施設の利用及び従業員労務の外部提供について、経費・税務・会社法上の処理を確認していますか。
  3. 交際女性側法人が、無登録仕組債の出資金振込先として利用された事実を把握していますか。
  4. 同法人が2021年から2022年にかけて行った補助金関連事業について、申請、交付、営業、成果物及び資金使途を確認していますか。
  5. 株式会社ラストワンマイルの取引先情報が、渡辺氏個人の外部事業へ利用された事実を確認していますか。
  6. 渡辺氏が「私は嘘でも簡単に真実にすることができる」と発言した事実を把握し、捜査機関や税務当局に対する説明の信用性を検証していますか。
  7. 指示に従った従業員と、指示、構想、利益取得を行った人物を区別して捜査していますか。
  8. 従業員、元従業員、取引先及び情報提供者が、渡辺氏又は会社幹部から報復を受けない措置を講じますか。
  9. 本件に関する捜査対象、押収予定、事情聴取予定及び処分見通しが、正式手続より先に外部へ漏れないよう情報管理を徹底しますか。

Measures Sought by the Last Mile Labor Union

  1. Last Mile Inc. shall make this matter a formal agenda item for the Board of Directors and the Audit and Supervisory Committee.
  2. 渡辺誠氏を、調査委託先の選定、証拠へのアクセス、関係者聴取及び調査結果の承認から完全に外すこと。
  3. 交際女性又は家族が関係する全経費、会議室利用、出張、会食及び贈答を、過去に遡って調査すること。
  4. Uber Eatsの注文、クレーム、再配達及び支払記録を保全し、店舗、Uber又は配達員に生じた損失を弁償すること。
  5. ネイルサロンのチラシ配布に使われた労働時間、人件費、交通費及び会社資産を算定し、会社へ返還させること。
  6. 交際女性側法人の実質的支配者、口座管理者、契約決裁者及び最終受益者を独立調査すること。
  7. 仕組債、補助金、エンジェル税制その他の事業と、交際女性側法人、株式会社LGアセット、株式会社N、渡辺氏、中野爵喜被告及び齊藤悟志氏の関係を横断的に調査すること。
  8. 会社の取引先情報、従業員、施設及び信用を外部法人へ提供した全事例を調査すること。
  9. 私的支出及び利益供与が確認された場合、会社への返還請求、役員責任追及、税務修正及び必要な刑事・行政申告を行うこと。
  10. 性的な言動について、渡辺氏から独立した外部専門家による聴取を行い、相談者及び関係者の安全を確保すること。
  11. 従業員、元従業員、取引先、情報提供者及び調査協力者への探索、威迫、異動、解雇その他の報復を禁止すること。
  12. 調査結果、関与者、返還額、税務修正、処分及び再発防止策を、従業員、株主、取引先、主要株主、会計監査人及び市場へ具体的に説明すること。

渡辺誠氏の交際関係ではなく、ラストワンマイル労働者の生活を守れ

ラストワンマイル労働組合が問題にしているのは、渡辺誠氏が誰と交際するかという私生活そのものではありません。

その私生活を支えるために、株式会社ラストワンマイルの金、会議室、従業員の勤務時間、取引先、法人名義、社会的信用が使われたことです。

従業員の結婚式で元従業員を口説き、取引先の前で女性の身体を触り、社員研修で女性の落とし方を語り、会社の会議室へ交際女性を呼び、自分の注文ミスを配達員へ押し付け、最後に「嘘でも簡単に真実にできる」と自慢する。

これを代表取締役の人柄として放置する会社では、次に嘘で真実へ変えられる対象が、従業員の評価、経費処理、会計記録、補助金申請、投資契約、内部通報又は捜査機関への供述になりかねません。

馬見塚メモの予告どおり、国税と検察の捜査が株式会社ラストワンマイルの本丸へ進んでいるのであれば、善良な従業員へ責任を押し付ける前に、渡辺氏が個人的関係を通じて使用した経費、法人、口座、取引先及び会社資源を調べてください。

取締役会と監査等委員会も、会社を守ることと、渡辺誠氏の交際関係や私的事業を守ることを混同してはなりません。

会社が支えるべきなのは、代表取締役の愛人関係ではありません。

毎日働き、その給与で生活と家族を守っている、株式会社ラストワンマイルの労働者です。

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