中野爵喜被告のアルファードが「さつま亭」に
鹿児島の組合員の間に、不安と混乱が広がっています。
今回、ラストワンマイル労働組合へ、中野爵喜被告が所有・使用してきた車両として周囲に知られているアルファードが、妻・中野なぎさ氏の実家とされる鹿児島県内の「さつま亭」で確認されたとの情報が寄せられました。
アルファードだけが先に鹿児島へ帰ってきたのでしょうか。それとも、中野被告本人も保釈され、既に外へ出てきているのでしょうか。
車両一台の所在だけで、中野被告本人の現在地まで決まるわけではありません。しかし今回は、単なる車の移動として片付けるには、あまりにも多くの人と金が同じ方向へ動いているとの情報が重なっています。
公認会計士であり、「上場請負人」を自称してきたとされる齊藤悟志氏。株式会社ラストワンマイルへ頻繁に出入りし、渡辺誠氏や齊藤氏との間で金銭のやり取りを重ねていたとされる中野爵喜被告。渡辺氏個人の業務を続けたまま、給与の支払元だけがラストワンマイルへ移されたとされる私設秘書。その配偶者で、詐欺事件による長期服役歴と反社会的勢力との接点を持ち、渡辺氏の裏の実行部隊として活動しているとの情報が寄せられている人物。そして、現在も援助を受けているとされる中野家側です。
その中心にいるのが、株式会社ラストワンマイル代表取締役会長兼CEOの渡辺誠氏です。
上場を請け負う人物を集めたはずが、会社資金の私的流用、反社会的勢力との接点、逮捕された人物への継続支援、上場会社を「上場廃止に追い込む」とする脅迫的言動まで一つの人脈へ集約されているのであれば、それはもはや上場請負人の集団ではありません。
渡辺誠氏を中心とする「上場廃止請負軍団」と呼ばれても仕方のない構図です。
今回の記事では、中野爵喜被告のアルファードを入口として、逮捕後も動き続けているとされる渡辺氏、齊藤氏、私設秘書、その配偶者、中野一族、そして株式会社ラストワンマイルの資金をつないだ支援網を追及します。
中野爵喜被告のアルファードが「さつま亭」で確認された
今回の情報によれば、中野爵喜被告の所有・使用車両として周囲に知られてきたアルファードが、妻・中野なぎさ氏の実家とされる「さつま亭」の周辺で確認されました。
ラストワンマイル労働組合は、2026年5月に公開した過去記事で、中野爵喜氏を中心とする約460万ドル、日本円にして約7億円規模の詐欺・横領疑惑がカンボジアで報じられたことを取り上げています。同記事では、中野なぎさ氏や中野景太氏の名前とともに、「さつま亭」も関連する場所として紹介していました。
その後、中野氏は鹿児島地検に逮捕され、脱税事件で起訴されました。さらに、補助金をだまし取ったとする詐欺・詐欺未遂容疑で再逮捕され、別法人をめぐる税法違反事件でも追起訴されたと報じられています。
カンボジアで所在を追われ、日本では逮捕、再逮捕、起訴、追起訴が続いた人物の車が、突然、鹿児島の親族ゆかりの場所へ戻ってきたのです。地域がざわつかない方が不自然でしょう。
誰が車を運転してきたのか。いつから置かれていたのか。現在は誰が使用しているのか。中野被告本人が乗っていたのか。本人ではないなら、誰がどのような目的で移動させたのか。説明すれば数行で終わる事実が説明されないため、憶測が空白を埋め始めています。
車だけが戻ったのか、中野爵喜被告も戻ったのか
中野爵喜被告は既に起訴されているため、刑事訴訟法上、保釈を請求できる立場にあります。
刑事訴訟法第88条第1項 勾留されている被告人又はその弁護人、法定代理人、保佐人、配偶者、直系の親族若しくは兄弟姉妹は、保釈の請求をすることができる。
つまり、中野被告が保釈を請求し、裁判所がこれを認めることは、制度上あり得る話です。保釈は無罪判決ではありませんが、身柄が拘置施設の外へ移る以上、地域にとっては現実的な関心事になります。
2026年8月12日現在、当組合が確認できた公開情報には、中野被告の保釈又は勾留継続を確定できる新たな発表は見当たりません。公開報道で確認できるのは、起訴、再逮捕、追起訴までです。
以前にも、身柄手続の変化をうかがわせる事情や、外部から行われたとみられる組合関係先への攻撃が重なったことから、中野被告が釈放されたのではないかという疑問が浮上しました。
そこへ今回、アルファードが戻ってきました。
車だけが家族のもとへ戻った可能性もあります。その場合は、誰が移動させたのかを説明すればよいのです。中野被告本人も鹿児島へ戻っているのであれば、少なくとも保釈又は釈放の有無と、地域住民や関係者へ不安を与えないための対応を説明すべきです。
何も説明せず、車だけを親族ゆかりの場所へ戻し、背後で資金と人脈を動かし続ければ、鹿児島の組合員には「何が起きているのか分からない」という不安だけが残ります。
「上場請負人」齊藤悟志氏と、ラストワンマイルへ出入りした中野爵喜被告
今回の支援網を考えるうえで、齊藤悟志氏の存在を外すことはできません。
齊藤氏は公認会計士であり、「上場請負人」を自称してきたとされる人物です。渡辺誠氏の招聘によって株式会社ラストワンマイルの経営企画室長となり、同社の上場プロセス、会計、資金、資本政策、外部関係者対応へ関与したとされています。
一方の中野爵喜被告は、正式な役職が確認できない外部者でありながら、ラストワンマイルへ頻繁に出入りし、渡辺氏や齊藤氏を含む関係者と金銭のやり取りをしていたとの情報が、以前から寄せられています。
上場させる専門家が、なぜ上場廃止リスクの中心にいるのか
齊藤悟志氏については、ラストワンマイルの上場後、自らに適用されるロックアップなどの株式処分制限を、必要な手続を経ないまま潜脱したのではないかという疑義が、過去記事で取り上げられています。
さらに、中野被告と齊藤氏が、株式、持分、担保価値、信用補完、外部買収をめぐって連携していたとの情報もあります。上場審査を通すことに精通していた人物が、上場後には株式処分制限や関連当事者管理の疑義を生じさせ、逮捕された外部関係者との支援協議まで続けていたのであれば、「上場請負人」という肩書は、実に皮肉な響きを持ち始めます。
上場させるまでが仕事で、上場後に何が起きても知らないというのであれば、それは上場請負人ではなく、上場置き逃げ人です。
中野爵喜被告は、本当に単なる外部の友人だったのか
中野被告がラストワンマイルへ頻繁に出入りし、会社関係者と金銭のやり取りをし、渡辺氏や齊藤氏と外部買収、株式、国税対応、海外での所在不明化をめぐる情報を共有していたのであれば、雇用契約がないという一言だけで、会社との関係が消えるわけではありません。
会社のオフィスへ入り、会社の経営陣と会い、会社の信用を使い、会社周辺の金や株式へ接触する。それでいて問題が起きた瞬間だけ「外部の友人でした」と説明するのであれば、上場会社の入退館管理も関連当事者管理も、玄関に置かれた芳名帳ほどの意味しか持ちません。
そして、中野被告の逮捕後も、渡辺氏と齊藤氏が中野家側と密に連絡し、今後の対応を協議しているとの情報があります。逮捕前の付き合いだけでなく、逮捕後の支援まで続いているのであれば、これは過去の交友関係ではなく、現在進行形の支援網です。
渡辺誠氏の私設秘書をラストワンマイルが雇う「給与の引っ越し」
株式会社ラストワンマイルの公式役員紹介では、現在も渡辺誠氏が代表取締役会長兼CEOとして掲載されています。
当組合が把握する情報では、渡辺氏の私設秘書は、渡辺氏が所有又は実質的に支配する複数の会社の業務を網羅的に任され、渡辺氏個人の予定管理、連絡、身の回りの対応、関係者との調整などを行っていました。
ところが、渡辺氏が株式会社ラストワンマイルの代表取締役へ就任した後ほどなくして、この私設秘書の雇用先、つまり給与の支払い元がラストワンマイルへ切り替わったとの情報が寄せられています。
業務は同じで、給与の振込元だけが上場会社へ変わったのか
問題は、雇用先の変更に合わせて、業務内容についてもラストワンマイルのためだけの仕事へ変わったのかという点です。
当組合が把握する情報では、雇用先がラストワンマイルへ変わった後も、私設秘書が行っていた仕事の実態は変わらず、引き続き渡辺氏個人の身の回りの対応や、渡辺氏が所有又は関与する別会社の業務が中心だったとされています。
業務は一切変わらないのに、給与だけが渡辺氏側の私企業から上場会社へ移ったのであれば、秘書がラストワンマイルへ転職したのではありません。渡辺氏の私生活が、上場会社へ入社したことになります。
私設秘書を置くこと自体が問題なのではありません。ラストワンマイルの株主と従業員が負担する会社資金を使い、ラストワンマイルとは関係のない渡辺氏個人の業務を行わせていたのかが問題です。
勤務実態があるというのであれば、職務記述書、所属部署、指揮命令者、勤務記録、社内メール、成果物、人事評価、給与決裁を示せます。ラストワンマイルのために何をしたのかを、会社は具体的に説明できます。
説明できる会社業務がなく、渡辺氏個人の予定、私企業、私的交友関係の管理に会社の給与が使われていたのであれば、「給与」という名札を付けても、会社資金の私的流用という中身は変わりません。
詐欺で服役したとされる配偶者を「裏の実行部隊」として動かしたのか
さらに重大なのが、渡辺氏の私設秘書の配偶者です。
当組合へ寄せられている情報では、この人物は詐欺事件で長期間服役した経歴を有し、現在も反社会的勢力との接点を持つとされています。渡辺氏はその事情を知りながら、交渉、情報収集、相手方への圧力、私的紛争への対応などを担う、裏の実行部隊として利用してきた疑いがあります。
その人物の過去だけを理由に問題視しているのではありません。渡辺氏が、その前歴、人脈、相手に与える威圧感を理解した上で自分のために動かし、その費用をラストワンマイル又は関係会社へ負担させていたのかが核心です。
役職名や正式な雇用契約がなくても、会社から報酬、経費、車両費、宿泊費、飲食費その他の経済的利益を継続して受け、会社代表者の指示で動いているのであれば、実質的な関係を調べる必要があります。
上場会社の名刺を持たせなければ、会社と無関係になるわけではありません。会社の金で動き、会社代表者のために行動し、その結果を会社代表者へ報告していたのであれば、肩書のない実行部隊ほど厳しく管理されるべきです。
渡辺氏は自身の個人所有クレジットカードを取引先に決済させ、その費用をラストワンマイルから支払うという不正資金の流れを作っていました。そうなると当然、この配偶者への接待についても、実質的にはラストワンマイルが負担した報酬と疑われて然るべきでしょう。
ラストワンマイルの資金は、私設秘書の関係者を経由して中野一族へ流れたのか
今回、アルファードの発見情報とともに、さらに重大な資金情報が寄せられています。
当組合が把握する情報では、中野爵喜被告の逮捕後も、渡辺誠氏側から中野家側への援助が続き、その資金の一部が、私設秘書とその配偶者を経由しているとされています。
- 渡辺誠氏の私設秘書について、業務実態を変えないまま、給与の支払元だけが株式会社ラストワンマイルへ切り替えられたとの情報。
- 私設秘書の配偶者が、正式な役職の有無にかかわらず、渡辺氏の指示を受けて継続的に活動しているとの情報。
- ラストワンマイル又は関係会社から支出された資金が、私設秘書の関係者を経由して中野家側へ流れているとの情報。
- 中野被告の逮捕後も、渡辺氏と齊藤悟志氏が中野家側と連絡又は面会を重ね、今後の対応について協議しているとの情報。
- その最中に、中野被告の所有・使用車両とされるアルファードが、妻の実家とされる場所で確認されたこと。
この流れが事実であれば、会社の給与と経費が、渡辺氏個人の私設秘書、その配偶者、中野家側へと順番に流れる構造になります。ラストワンマイルの会計が、会社の事業活動を記録する帳簿ではなく、渡辺氏の個人的な支援網を描く路線図になっていたことになります。
渡辺氏が自分の財産から友人やその家族を支援するのであれば、まずは私的関係の問題です。しかし、ラストワンマイルの財布を開いた瞬間から、それは株主、従業員、取引先、市場全体の問題になります。
中野被告の弁護費用、保釈保証金、生活費、家族の支援費、車両の移動費や維持費その他へ会社資金が使われていないか。直接送金ではなく、秘書給与、業務委託費、経費精算、関係会社への支払を経由していないか。支払名義ではなく、最終的に誰が利益を受けたのかを調べる必要があります。
また、中野被告の逮捕後に渡辺氏と齊藤氏が中野家側と協議していたのであれば、その目的も明らかにされるべきです。
通常の弁護方針や私費による家族支援について相談していたのか。それとも、会社資金、保釈後の生活、車両、端末、証拠、供述、関係者への連絡、海外当局への対応まで話し合っていたのか。会議の日時、参加者、通信履歴、送金、議題を確認すれば、単なる友人同士の相談だったのか、組織的な支援計画だったのかは明らかになります。
渡辺誠氏を中心とする「上場廃止請負軍団」
ここまでに登場した人物の役割を整理すると、上場会社としては笑えないほど見事な分業体制が浮かび上がります。
- 齊藤悟志氏は、「上場請負人」を自称してきたとされ、経営企画室長として上場、会計、資金、株式、資本政策へ関与した人物。
- 中野爵喜被告は、ラストワンマイルへ頻繁に出入りし、渡辺氏や齊藤氏との間で金銭、株式、外部買収、海外対応に関わったとの情報が寄せられている人物。
- 渡辺氏の私設秘書は、業務内容をほとんど変えないまま、給与の支払元だけがラストワンマイルへ移されたとされる人物。
- 私設秘書の配偶者は、詐欺事件による長期服役歴と反社会的勢力との接点を持ち、渡辺氏の裏の実行部隊として動いているとの情報が寄せられている人物。
- 中野家側は、中野被告の逮捕後も、渡辺氏側から資金、生活、車両その他の支援を受けているとの情報が寄せられている関係者。
- 渡辺誠氏は、株式会社ラストワンマイルの代表取締役会長兼CEOとして、これらの人、金、会社、指示を結ぶ中心にいる人物。
齊藤氏が上場を請け負い、中野被告が会社へ出入りして金を動かし、私設秘書が渡辺氏の身の回りを整え、その配偶者が裏の実行部隊として動き、中野一族へ資金が届く。その費用をラストワンマイルが負担していたのであれば、上場会社の資金と信用が、渡辺氏を中心とする私的組織の運営費へ変わったことになります。
しかも渡辺氏は、自分と対立した別の上場会社について、「刺し違えてでも上場廃止に追い込む」という趣旨の発言を行ったとされています。
他社を上場廃止にすると息巻きながら、自分の会社では、反社疑惑、会社資金の私的流用疑惑、逮捕者への支援疑惑、内部通報者への報復疑惑が積み上がっていく。これでは、他社の上場廃止を請け負う前に、自社の上場廃止リスクを自社施工しているようなものです。
まさに「上場廃止請負軍団」です。
もっとも、笑って済ませられるのは呼び名までです。その活動資金にラストワンマイルの金が使われているのであれば、笑えない負担を背負わされるのは、善意の従業員、株主、取引先です。
会社の金を個人的な支援網へ変えたなら、特別背任と業務上横領が問われる
取締役には、会社の財産を自分や友人のために使うのではなく、会社のために職務を行う義務があります。
会社法第355条 取締役は、法令及び定款並びに株主総会の決議を遵守し、株式会社のため忠実にその職務を行わなければならない。
ラストワンマイルの業務を行っていない私設秘書へ会社から給与を支払い、その配偶者を渡辺氏個人の実行部隊として動かし、さらに中野家側へ資金を流していたのであれば、株式会社のために忠実に行った職務とは呼べません。
会社法第960条第1項 次に掲げる者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は株式会社に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、当該株式会社に財産上の損害を加えたときは、十年以下の拘禁刑若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
同項第3号は、取締役を対象に含みます。会社の資金を使って、自分の私設秘書、関係者、友人、友人の家族へ経済的利益を与え、会社へ損害を生じさせたのであれば、特別背任罪の成否が検討されます。
刑法第253条 業務上自己の占有する他人の物を横領した者は、十年以下の拘禁刑に処する。
誰が会社資金を管理し、誰が支払を決裁し、誰が最終的な受益者となったか、その具体的な支出方法によっては、業務上横領罪も検討対象になります。
名目が給与なら安全、業務委託費なら安全、経費精算なら安全という制度ではありません。会社のための実体があるのか、対価に見合う業務があるのか、最終的に誰の利益となったのかが問われます。
秘書の雇用が適正であったなら、雇用契約、職務内容、勤務記録、成果物を示せます。配偶者への支払が適正であったなら、契約、業務報告、請求書、成果物を示せます。中野家側への資金移動が存在しないなら、銀行記録と会計元帳で否定できます。
それらを示さず、「秘書だから」「知人だから」「会長判断だから」で終わらせることはできません。上場会社の金庫は、会長の交友関係へ自動送金する家族カードではないのです。
中野爵喜被告・渡辺誠氏・齊藤悟志氏・株式会社ラストワンマイルへの公開質問
- 中野爵喜被告は、現在も勾留されていますか。それとも、保釈又はその他の手続によって釈放されていますか。
- 中野被告が保釈又は釈放されている場合、鹿児島県内へ戻り、「さつま亭」周辺へ出入りした事実はありますか。
- 中野被告の所有・使用車両とされるアルファードを「さつま亭」周辺へ移動させた人物は誰ですか。
- 現在、当該アルファードを使用又は管理している人物は誰ですか。中野被告本人が使用した事実はありますか。
- 当該車両の移動費、保険料、駐車場代、車検代その他の維持費を、誰が負担していますか。
- 中野被告は逮捕後、渡辺誠氏、齊藤悟志氏、渡辺氏の私設秘書、その配偶者又は株式会社ラストワンマイル関係者と、直接又は第三者を介して連絡を取りましたか。
- 渡辺氏と齊藤氏は、中野被告の逮捕後、中野家側と面会、通話又はオンライン会議を行いましたか。
- 行った場合、日時、参加者、議題及び決定事項を明らかにしてください。
- 当該協議では、保釈請求、弁護方針、保釈保証金、生活費、車両、居住場所、海外当局への対応、関係者への連絡、証拠又は供述について話し合いましたか。
- 齊藤悟志氏は、中野被告又は中野家側への資金支援、保釈支援、会計処理、会社又は関係会社を経由した送金に関与しましたか。
- 齊藤氏は、「上場請負人」として株式会社ラストワンマイルの上場へ関与する一方、中野被告と同社との資金・株式関係を、取締役会、監査等委員会及び会計監査人へ報告しましたか。
- 渡辺氏の私設秘書が株式会社ラストワンマイルの雇用へ切り替わった日はいつですか。誰が採用と給与額を決裁しましたか。
- 雇用先変更の前後で、当該秘書の業務内容、所属部署、指揮命令者及び勤務場所はどのように変わりましたか。
- 当該秘書がラストワンマイルのために作成した成果物、勤務記録、社内メール及び人事評価を示してください。
- 当該秘書に支払った給与、賞与、経費、住宅費、車両費、出張費その他の会社負担額はいくらですか。
- 当該秘書の配偶者は、ラストワンマイル又はグループ会社との間に、雇用、業務委託、顧問、紹介、警護、交渉その他の契約又は事実上の関係を有していますか。
- 当該配偶者へ、ラストワンマイル又は関係会社から、報酬、経費、飲食費、宿泊費、渡航費、車両費その他の金銭を支払いましたか。
- 渡辺氏は、当該配偶者へ、情報収集、相手方との交渉、威圧、監視、資金移動又は中野家側への支援を依頼しましたか。
- 中野被告の逮捕後、株式会社ラストワンマイル又は関係会社の資金が、私設秘書、その配偶者、その他の第三者を経由して中野家側へ移動した事実はありますか。
- 移動した場合、その金額、支払日、支払名目、最終受益者、決裁者及び会計処理を明らかにしてください。
- 中野被告の弁護費用、保釈保証金、生活費、家族への援助、車両費その他を、ラストワンマイル又は関係会社が直接又は間接に負担しましたか。
- 渡辺氏が、他の上場会社を「上場廃止に追い込む」とする趣旨の発言を行い、そのためにラストワンマイルの資金や人員を動員したとの情報を、取締役会及び監査等委員会は把握していますか。
- ラストワンマイルの取締役会及び監査等委員会は、私設秘書の勤務実態、配偶者への支払、中野家側への資金支援及び中野被告の身柄状況を把握していますか。
- 給与台帳、勤怠、社内メール、チャット、銀行送金、経費精算、会議記録、車両記録及び中野家側との通信を直ちに保全し、独立した第三者調査へ提出しますか。
ラストワンマイル労働組合が求める措置
- 中野爵喜被告又は弁護側が、保釈・釈放の有無と、鹿児島県内へ戻った事実の有無について説明すること。
- 中野被告のアルファードを移動させた人物、移動日、現在の使用者及び費用負担者を明らかにすること。
- 株式会社ラストワンマイルが、私設秘書の採用、勤務実態、給与、経費及び成果物について独立した調査を行うこと。
- 私設秘書の配偶者と、ラストワンマイル、グループ会社、渡辺誠氏との契約、支払、指示及び活動実態を調査すること。
- ラストワンマイル又は関係会社から中野家側へ、直接又は第三者を介した資金移動がなかったか、銀行記録、会計元帳及び経費記録を確認すること。
- 中野被告の弁護費用、保釈保証金、生活費、家族支援費、車両費に会社資金が使われていないかを調査すること。
- 調査が終了するまで、疑義のある秘書給与、業務委託費、関係者経費及び中野家側への支払を停止すること。
- 渡辺氏及び齊藤悟志氏を、当該調査の委託先選定、資料収集、関係者聴取、調査結果の承認から外すこと。
- 会社資金の私的流用が確認された場合、全額を渡辺氏その他の受益者から会社へ返還させ、民事・刑事上の責任を追及すること。
- 中野被告逮捕後の渡辺氏、齊藤氏、中野家側、私設秘書及びその配偶者による連絡、会議、送金、車両移動に関する記録を保全すること。
- 渡辺氏による他社への上場廃止予告、脅迫的言動、会社資金及び人員の私的利用について、取締役会と監査等委員会が独立調査を実施すること。
- 調査結果を取締役会、監査等委員会、会計監査人、主要株主及び必要な市場関係機関へ報告し、重要性に応じて公表すること。
「上場廃止請負軍団」の後始末を、鹿児島の組合員へ背負わせないでください
上場を請け負うと自負してきたとされる齊藤悟志氏。
株式会社ラストワンマイルへ頻繁に出入りし、経営陣との間で金銭や株式のやり取りを重ねていたとされる中野爵喜被告。
ラストワンマイルの業務をしていないにもかかわらず、同社から給与を受け取っていたとされる渡辺誠氏の私設秘書と、詐欺事件での長期服役歴、反社会的勢力との接点を持ちながら、渡辺氏の裏の実行部隊として動いているとの情報が寄せられている配偶者。
そして、その人脈と会社資金を使い、中野一族への支援を続けていると疑われる渡辺誠氏。
これらが全て同じ支援網として動いているのであれば、株式会社ラストワンマイルが抱える最大の上場廃止リスクは、市場環境でも競合会社でもありません。
上場会社の中へ入り込み、会社の金、人員、信用を自分たちのために使っていると疑われる、この一団そのものです。
他社を「上場廃止に追い込む」と脅すことで知られる渡辺氏が、齊藤氏、中野被告、私設秘書、その配偶者、中野一族へラストワンマイルの金を回し、自社の上場維持を危険にさらしているのであれば、まさに渡辺氏を中心とした上場廃止請負軍団です。
他社の上場廃止を請け負う前に、自社の上場廃止リスクを共同施工している。この皮肉を、取締役会と監査等委員会はいつまで笑えない冗談として放置するのでしょうか。
鹿児島の組合員の皆さんが、中野爵喜被告のアルファードを見て不安を感じるのは当然です。中野被告をめぐっては、カンボジアでの巨額詐欺・横領疑惑、日本での脱税事件、補助金詐欺事件、渡辺誠氏と齊藤悟志氏との関係、反社会的勢力との接点を持つとされる人物を含む支援網について、これまで数多くの情報が寄せられてきました。
その状況で、本人の所有・使用車両とされるアルファードが親族ゆかりの場所へ戻ってくれば、「本人も戻ってきたのではないか」「現在も誰かが支援しているのではないか」と感じるのは無理もありません。
ただし、不安を抱えたまま、一人で車両や本人を確認しに行く必要はありません。車両を追跡したり、敷地へ立ち入ったり、店舗の従業員や近隣住民へ詰め寄ったり、中野被告又は関係者へ直接接触したりしないでください。
安全な場所から適法に確認できた日時、場所、車両の状況、人物の出入りなどがあれば、記憶が新しいうちに記録し、当組合へ共有してください。威圧、接触、監視、嫌がらせその他の危険を感じる行動があった場合は、自分だけで対応せず、警察や弁護士への相談も含め、組合が一緒に対応します。
確認と追及は、組合が引き受けます。鹿児島の組合員の皆さんは、何より自分と家族の安全を優先してください。
保釈されているなら、その事実を説明すればよいのです。車だけが戻ったのであれば、誰が移動させたのかを説明すればよいのです。会社資金による援助がないのであれば、給与、経費、送金の記録を示せばよいのです。
鹿児島の組合員が、アルファード一台を見ただけで、渡辺誠氏、齊藤悟志氏、反社会的勢力との接点を持つとされる人物、株式会社ラストワンマイルの資金支援網まで心配しなければならない現在の状況こそ異常です。
車だけが戻ったのか、中野爵喜被告も戻ったのか。
その答えを出す責任は、車を見かけた鹿児島の組合員にはありません。沈黙を続ける中野爵喜被告、渡辺誠氏、齊藤悟志氏、そして株式会社ラストワンマイルの取締役会と監査等委員会にあります。
上場を請け負ったと自負する人々が作り出した上場廃止リスクの後始末を、鹿児島の組合員へ背負わせることは許しません。
