同日にされた強制査察、渡辺誠氏との関係を問う
金本重徳氏がエンジェル税制を悪用したとして逮捕された事件について、横浜地方検察庁は、同氏に「脱税方法を指南した人物」がいるとみて捜査していると報じられています。
ラストワンマイル労働組合は、これまで、その指南役として中野爵喜被告と公認会計士・齊藤悟志氏の関与を検証する必要があると指摘してきました。当組合に寄せられた情報によれば、齊藤悟志氏は中野爵喜被告とともに金本重徳氏へエンジェル税制を説明し、投資先を紹介し、多額の出資金が振り込まれる現場にまで関与していたとされています。
今回、その疑問をさらに深める資料を公開します。関係者の間で「馬見塚メモ」と呼ばれ、既に多数の関係先へ流通しているとされる資料の一部です。
この資料には、齊藤悟志氏の氏名が明確に記載されています。しかも、その先には「出資」「虚偽」との文言が置かれ、数十億円規模の株式譲渡、複数の出資、税効果とされる金額をつなぐ図が作成されています。
資料の記載が正しいと、当組合が無条件に認定するものではありませんが、少なくとも株式会社ラストワンマイルが保有していたとされ、複数方面へ流通している資料の中で、齊藤悟志氏は「周辺の会計専門家」ではなく、エンジェル税制をめぐる資金構造の中に実名で記載された人物です。
さらに当組合が把握する情報では、金本重徳氏に対する東京国税局の査察が行われた2025年10月9日、齊藤悟志氏に対しても、同局による強制査察が同日に実施されています。
馬見塚メモに名指しされ、その後、金本重徳氏と同じ日に査察対象となった公認会計士を、株式会社ラストワンマイルは今なお「既に退職した人物」で済ませるのでしょうか。
馬見塚メモは齊藤悟志氏を明確に名指ししている
以下の画像は、外部へ流通しているとされる馬見塚メモのうち、「不正の例②」「エンジェルスキーム」と題された部分です。

これは外部に流通しているとされる馬見塚メモの一部です。資料には齊藤悟志氏の氏名が明記され、その先に「出資」「虚偽」との記載が確認できるほか、株式譲渡額、出資額、税効果とされる金額が図式化されています。黒塗り部分は、当組合が資料を取得した時点で既に処理されていた箇所です。
掲載部分では、複数の株式譲渡取引と出資が矢印で結ばれ、各出資について「虚偽」との評価が付されています。その中で、齊藤悟志氏の氏名は、株式譲渡9億円、出資6,000万円、税効果1,200万円とされる流れの付近に配置されています。
この図だけでは、齊藤悟志氏が出資者だったのか、取引を設計したのか、制度適用を説明したのか、単に関係者として記載されたのかまでは判別できません。その点は、資料の作成者と、資料を受領した国税・検察、そして資料を保有していたとされる株式会社ラストワンマイルが説明すべき事項です。
ただし、一つだけ明らかなことがあります。齊藤悟志氏は、馬見塚メモ上で匿名化された周辺人物ではありません。氏名を明記され、エンジェル税制を利用した「出資」「虚偽」とされる構造の中へ置かれています。
したがって、株式会社ラストワンマイルや渡辺誠氏が、金本重徳氏の事件について「中野爵喜被告と投資家だけの問題であり、当社の元経営企画室長は無関係である」と説明するのであれば、まずこの資料の存在と記載内容を説明しなければなりません。
齊藤悟志氏も金本重徳氏と同じ日に東京国税局の強制査察を受けたとの情報
ラストワンマイル労働組合が複数の関係者から把握している情報では、東京国税局が金本重徳氏に対する査察を実施した2025年10月9日、齊藤悟志氏に対しても同局による強制査察が実施されています。
当組合は、現時点で、東京国税局が齊藤悟志氏をどのような法的立場で査察したのか、どの場所が捜索対象となったのか、何を差し押さえたのか、金本重徳氏の事件と同一の令状・被疑事実に基づくものだったのかを、公的資料によって確認できていません。
しかし、同日に複数の対象へ強制査察を行ったのであれば、東京国税局は両者の取引や連絡に一定の関連性があると判断していた可能性があります。少なくとも、齊藤悟志氏が単なる無関係な制度解説者だったのであれば、金本重徳氏と同日に強制査察を受けた理由について説明が必要です。
馬見塚メモには齊藤悟志氏の氏名がある。その後、金本重徳氏と同日に齊藤悟志氏も東京国税局の強制査察を受けた。そして横浜地検は、現在も「指南した人物」がいるとみて捜査していると報じられている。
これらを別々の偶然として処理するには、符合する点が多すぎます。
株式会社ラストワンマイルは同日査察をいつ知ったのか
齊藤悟志氏は査察当時、株式会社ラストワンマイルを退職していたとしても、同社の上場準備を担った元経営企画室長であり、渡辺誠氏が紹介したとされる公認会計士です。中野爵喜被告や渡辺誠氏との関係も、退職によって自動的に消えるものではありません。
株式会社ラストワンマイルは、齊藤悟志氏への強制査察を、いつ、誰から知ったのでしょうか。査察当日またはその前後に、齊藤悟志氏から渡辺誠氏や会社役員へ連絡はなかったのでしょうか。
会社が把握していたのであれば、監査等委員会、取締役会、会計監査人へ報告したのかが問われます。把握していなかったのであれば、上場を主導した元経営企画室長と、会社周辺で稼働していた中野爵喜被告が同時期に査察・捜査対象となっている事態を、なぜ現在まで独立して調査していないのかが問われます。
齊藤悟志氏の公認会計士としての経歴と株式会社ラストワンマイル
齊藤悟志氏の公表略歴によれば、同氏は2001年に中央青山監査法人へ入所し、2007年に新日本有限責任監査法人へ入所しています。同法人の現在の正式名称は、EY新日本有限責任監査法人です。
その後、内閣府行政刷新会議事務局、再び新日本有限責任監査法人、公認会計士事務所の開設などを経て、2020年8月に株式会社ラストワンマイルの経営企画室長へ就任しています。
株式会社ラストワンマイルの上場前後を含む2020年11月期から2023年8月期まで、同社の会計監査人はEY新日本有限責任監査法人でした。
つまり、齊藤悟志氏は、IPO、会計監査、内部統制、株式、開示制度を理解した専門家であり、株式会社ラストワンマイルの上場準備を会社側で担った人物です。金本重徳氏に対してエンジェル税制の説明を行い、振込みにも関与していたのであれば、一般的な紹介者や営業担当とは責任の質が異なります。
齊藤悟志氏を株式会社ラストワンマイルへ連れてきた渡辺誠氏
当組合に寄せられた複数の情報によれば、齊藤悟志氏を株式会社ラストワンマイルへ紹介し、経営企画室長として迎え入れるよう当時の経営陣へ働きかけた人物は、渡辺誠氏です。
齊藤悟志氏の在籍期間は、当組合の把握では約1年程度でした。しかし同氏には、高額な月額報酬と、数千万円相当ともされるストックオプションを付与するよう、渡辺誠氏が会社側へ指示または強く働きかけたとの情報があります。
IPOの責任者として相応の報酬を支払うこと自体は、何ら不自然ではありません。ただし、報酬とストックオプションの水準が破格だったのであれば、その対価となる業務範囲と成果物を説明する必要があります。
株式会社ラストワンマイルの上場支援だけが対価だったのか。それとも、渡辺誠氏が関与するM&A、投資、資金調達、中野爵喜被告の会社を利用したエンジェル税制案件まで、事実上の役割として含まれていたのでしょうか。
短期間の在籍と高額な経済的利益の関係は、会社の取締役会議事録、報酬決裁、ストックオプション付与資料、業務報告書を確認すれば明らかにできます。
齊藤悟志氏が「エンジェルボックス」と呼んだとされる中野爵喜被告の会社
当組合には、齊藤悟志氏が、中野爵喜被告の関係会社を、エンジェル税制による投資先として反復利用し、関係者間で「エンジェルボックス」と呼んでいたとの情報が寄せられています。
この情報が事実であるなら、金本重徳氏の投資は金本氏だけの一度限りの偶発的な取引ではありません。公認会計士の専門性と信用を用い、複数の資産家に制度を説明し、中野爵喜被告の関係会社へ出資させる継続的な仕組みが存在した可能性があります。
想定される流れは、単純です。中野爵喜被告が投資家へ事業と税制を説明し、齊藤悟志氏が公認会計士として制度面の信用を補強する。投資家は実際に多額の出資金を払い込み、投資先会社は新株を発行して増資登記を行う。その後、投資先会社から別法人へ、出資、貸付け、業務委託、M&Aその他の名目で資金が移動する。
各取引に実体と契約があれば、資金移動だけで全てが違法になるわけではありません。一方、最初から資金を移す先と割合が決められ、投資先会社が単なる通過点として利用されていたのであれば、「エンジェルボックス」という呼称は重大な意味を持ちます。
だからこそ、株式会社ラストワンマイルと渡辺誠氏には、齊藤悟志氏の関与を調べ、同氏がどの法人を、誰へ、何件紹介したのかを明らかにする責任があります。
齊藤悟志氏は金本重徳氏の振込みに立ち会ったのか
当組合が把握する情報では、齊藤悟志氏は、金本重徳氏による出資金の振込み時に、中野爵喜被告とともに立ち会っていたとされています。
単に制度に関する一般論を説明しただけなら、実際の送金にまで関与する必要は通常ありません。振込先口座、金額、実行時期を確認し、送金完了まで同席していたのであれば、齊藤悟志氏は取引の実行段階に深く関与したことになります。
公認会計士が同席し、制度適用に問題がないと説明していたのであれば、金本重徳氏がその説明を信頼した可能性は、故意を判断する上で無視できません。反対に、齊藤悟志氏が違法性を理解した上で送金を促していたのであれば、指南役としての責任が正面から問われます。
どちらの場合でも、金本重徳氏だけを逮捕し、齊藤悟志氏を「氏名不詳の指南役」のままにしておくことは公平ではありません。
馬見塚メモと齊藤悟志氏への同日査察は何を意味するのか
馬見塚メモには、齊藤悟志氏の氏名と「出資」「虚偽」の記載がある。そして当組合の把握では、その後、金本重徳氏と同じ日に東京国税局による強制査察を受けている。
この二つの事実関係が示すのは、少なくとも国税当局が、齊藤悟志氏を単なる外部の専門家としてではなく、エンジェル税制をめぐる資金構造の重要関係者として調査していた可能性です。
そうであるなら、株式会社ラストワンマイルも同じ視点から調査を行うべきでした。元経営企画室長が、会社を離れた後に行った個人的な業務だとしても、同氏が会社在籍中に得た人脈、肩書、内部情報、監査法人との関係、会社の信用を利用していなかったかは、上場会社として検証すべき事項です。
逆に、東京国税局の査察がエンジェル税制事件とは無関係だったのであれば、株式会社ラストワンマイルと渡辺誠氏は、その事実を把握している範囲で明確に説明すればよいのです。
中野爵喜被告・齊藤悟志氏・渡辺誠氏の密会と「102億円」
当組合が把握する情報によれば、中野爵喜被告が2026年4月上旬にカンボジアから逃亡した後、同年5月末に逮捕されるまでの間、中野爵喜被告、齊藤悟志氏、渡辺誠氏は、面会や通信を積極的に繰り返していたとされています。
この時期、中野爵喜被告は、カンボジア当局から追及を受け、日本国内でも国税・検察の動きが進んでいました。その中で三者が何を協議していたのかは、通信記録、位置情報、面会記録を確認すれば明らかになります。
また、中野爵喜被告はカンボジアで、自身が102億円規模の現金・資産を保有しているとの趣旨を周囲へ吹聴していたとされ、当組合には関連する録音や証言が寄せられています。
当組合は、中野爵喜被告が実際に102億円を保有していたと断定するものではありません。しかし、仮にその一部でも事実ならば、金本重徳氏一人の出資だけでは説明できません。複数のエンジェル税制取引、M&A、貸付け、外注費、補助金、税金の還付その他の資金源を追う必要があります。
中野爵喜被告、齊藤悟志氏、渡辺誠氏のうち、誰が最終的な利益を得たのか。あるいは、複数法人へ分散しているのか。株式会社ラストワンマイルは、この疑問へ答えるための内部資料を保有していないのでしょうか。
齊藤悟志氏の後輩E氏とEY新日本有限責任監査法人の独立性
当組合には、株式会社ラストワンマイルの上場準備時、当時EY新日本有限責任監査法人に在籍していた齊藤悟志氏の後輩E氏が、表に出ない形で会社側の上場実務へ関与していたとの情報も寄せられています。
当組合は、E氏の氏名を現時点では公開しません。また、監査法人の職員が被監査会社と連絡したことだけで、直ちに独立性違反になると断定するものでもありません。
しかし、監査人側の職員が、監査対象会社の会計制度、内部統制、開示資料、上場審査資料を会社側の実務担当者として作成・整備し、その後、同じ監査法人がその内容を監査していたのであれば、自己監査の脅威と独立性に関する重大な問題が生じます。
東京証券取引所も、新規上場において、監査法人・公認会計士が財務諸表を監査し、信頼性を担保する重要な役割を負うと説明しています。
齊藤悟志氏の元勤務先、株式会社ラストワンマイルの監査法人、同氏の後輩、同氏自身の会社側での役割が重なっていたのであれば、正式な契約、報酬、監査法人内の承認、担当業務を検証する必要があります。
株式会社ラストワンマイルへの公開質問
- 株式会社ラストワンマイルは、今回掲載した馬見塚メモまたは同一・類似内容の資料を保有していましたか。
- 資料に齊藤悟志氏の氏名と「出資」「虚偽」との記載があることを、取締役会、監査等委員会、会計監査人は把握していましたか。
- 資料の内容について、齊藤悟志氏本人から事情を聴きましたか。
- 資料に記載された株式譲渡、出資、税効果、法人および資金移動について独立した調査を実施しましたか。
- 齊藤悟志氏が2025年10月9日、金本重徳氏と同日に東京国税局の強制査察を受けた事実を把握していますか。
- 把握している場合、会社がその事実を最初に認識した日時、情報提供者、社内報告先を明らかにできますか。
- 査察当日またはその前後に、齊藤悟志氏から渡辺誠氏、取締役、監査等委員または従業員へ連絡がありましたか。
- 齊藤悟志氏への査察に関連し、東京国税局から株式会社ラストワンマイルへ照会、資料提出要請、事情聴取、任意提出または差押えが行われましたか。
- 同日査察を受け、齊藤悟志氏、中野爵喜被告、渡辺誠氏に関係するメール、LINE、Telegram、会議記録、会計データ、端末ログを証拠保全しましたか。
- 証拠保全していない場合、元経営企画室長が同日査察を受けた事態について、上場会社として保全不要と判断した理由は何ですか。
- 同日査察について、会計監査人、東京証券取引所、証券取引等監視委員会、主幹事証券会社へ相談または報告しましたか。
- 相談・報告していない場合、適時開示または内部統制上の重要性をどのように判断しましたか。
- 齊藤悟志氏を株式会社ラストワンマイルへ紹介した人物は渡辺誠氏ですか。
- 齊藤悟志氏の採用目的、職務内容、採用決裁者、月額報酬を明らかにできますか。
- 齊藤悟志氏へ付与したストックオプションの個数、評価額、行使条件、付与理由を明らかにできますか。
- 約1年程度の在籍者へ高額報酬と数千万円相当とされるストックオプションを付与した合理的根拠は何ですか。
- 齊藤悟志氏の成果物、業務報告、上場準備資料を現在も保管していますか。
- 齊藤悟志氏が、中野爵喜被告の会社を「エンジェルボックス」と呼び、複数の投資家へ紹介していたとの情報を調査しましたか。
- 金本重徳氏への制度説明、投資先紹介、出資金振込みに齊藤悟志氏が関与した事実を確認しましたか。
- 株式会社ラストワンマイルの社名、肩書、事務所、メール、端末、従業員または取引先情報が、当該投資の信用補強に利用されましたか。
- 中野爵喜被告、齊藤悟志氏、渡辺誠氏の三者間における契約、送金、貸付け、外注費、株式取引を調査しましたか。
- 2026年4月上旬から5月末までの三者間の通信・面会記録を保全していますか。
- 中野爵喜被告が吹聴していた102億円規模の資産と、株式会社ラストワンマイルまたは関係会社との接点を調査しましたか。
- 当時EY新日本有限責任監査法人に在籍していたE氏が、会社側の上場実務へ関与した事実はありますか。
- E氏が関与した場合、指示者、契約、報酬、担当業務、監査法人内の承認を明らかにできますか。
- 会計監査人の独立性または自己監査の問題を検討しましたか。
- 本件について、渡辺誠氏および過去の業務執行者から独立した第三者委員会を設置しますか。
渡辺誠氏への公開質問
- 渡辺誠氏は、齊藤悟志氏を株式会社ラストワンマイルへ紹介しましたか。
- 齊藤悟志氏を経営企画室長へ就任させるよう、当時の経営陣へ働きかけましたか。
- 齊藤悟志氏へ高額な月額報酬とストックオプションを付与するよう指示または提案しましたか。
- 指示・提案した場合、その対価となる具体的な業務は、株式会社ラストワンマイルの上場準備だけでしたか。
- 齊藤悟志氏が中野爵喜被告とエンジェル税制を利用した投資案件を紹介していたことを、いつ知りましたか。
- 齊藤悟志氏が中野爵喜被告の会社を「エンジェルボックス」と呼んでいた事実を把握していますか。
- 金本重徳氏へエンジェル税制を説明し、振込みに立ち会ったとの情報を把握していますか。
- 金本重徳氏の投資について、齊藤悟志氏または中野爵喜被告から事前・事後に報告を受けましたか。
- 掲載した馬見塚メモに齊藤悟志氏が名指しされていることを、いつ知りましたか。
- 馬見塚メモを齊藤悟志氏本人へ共有し、記載内容について協議しましたか。
- 齊藤悟志氏が2025年10月9日に東京国税局の強制査察を受けることを、査察前に知っていましたか。
- 査察前に把握していた場合、誰から、いつ、どのように情報を得ましたか。
- 査察当日または直後に、齊藤悟志氏と電話、LINE、Telegram、対面その他の方法で連絡しましたか。
- 連絡した場合、押収物、供述、金本重徳氏、中野爵喜被告、エンジェル税制または株式会社ラストワンマイルへの影響を協議しましたか。
- 齊藤悟志氏の査察対応に、弁護士、費用、資料、人員または連絡先を提供しましたか。
- 査察前後に、齊藤悟志氏、中野爵喜被告または会社関係者へ、データ削除、端末交換、資料移動、通信方法の変更その他の指示を行いましたか。
- 東京国税局、熊本国税局、鹿児島地検その他の関係者から、齊藤悟志氏への査察情報を事前に得ましたか。
- エンジェル税制を利用した資金から、渡辺誠氏または実質的支配法人が、貸付け、外注費、M&A、株式、債権その他の形で利益を得ましたか。
- 中野爵喜被告が吹聴した102億円規模の資産について、存在、保管先または運用計画を把握していましたか。
- 2026年4月上旬から5月末まで、中野爵喜被告および齊藤悟志氏と面会・通信しましたか。
- 三者で、金本重徳氏、東京国税局、横浜地検、熊本国税局または鹿児島地検への対応を協議しましたか。
- 当時EY新日本有限責任監査法人に在籍していたE氏へ、株式会社ラストワンマイルの上場実務を依頼または指示しましたか。
- E氏の関与を、EY新日本有限責任監査法人、主幹事証券会社、東京証券取引所へ開示しましたか。
- 齊藤悟志氏、中野爵喜被告、渡辺誠氏の全通信・資金記録を、独立した第三者調査へ提出しますか。
株式会社ラストワンマイルは齊藤悟志氏を「元経営企画室長」で終わらせられない
齊藤悟志氏は、馬見塚メモに実名で記載されています。金本重徳氏と同じ日に東京国税局の強制査察を受けたとの情報があります。中野爵喜被告とともにエンジェル税制を説明し、出資金の振込みにまで関与したとの情報もあります。
その人物を株式会社ラストワンマイルへ紹介し、破格の待遇を与え、上場準備の中枢へ置いたのが渡辺誠氏であるなら、会社は「退職後の個人的な活動」で切り離すことができません。
誰が齊藤悟志氏を選んだのか。誰が報酬を決めたのか。誰が中野爵喜被告や投資家へつないだのか。会社の信用、人脈、監査法人との関係が利用されなかったか。そして、齊藤悟志氏が強制査察を受けた後、会社は何を把握し、何を保全し、何を市場へ説明したのか。
これらは、過去の一従業員に関する私的な問題ではありません。株式会社ラストワンマイルの上場過程、内部統制、監査の独立性、代表取締役の関与、投資家保護に直結する問題です。
馬見塚メモに名前がある。
同日に強制査察を受けたとの情報がある。
それでも何も調査せず、何も回答しないのであれば、沈黙それ自体が、同社のガバナンスの実態を示すことになります。
ラストワンマイル労働組合は、株式会社ラストワンマイルおよび渡辺誠氏からの合理的な反論、訂正、資料提供を受け付けます。無関係であるなら、議事録、契約書、報酬資料、ストックオプション資料、通信記録、資金記録、証拠保全記録によって説明してください。
